本日の、「読まねばいいがに」

こんなことなら毎日更新せねばいいがに。

サンキャッチャーがちっとも活躍してくんない。8月末に買って設置後、今日は10日。2週ほどになるが、虹を作れたのは、たった3日。出来た日とて、一瞬で、ほとんどスカっと晴れてない。ましてやここ数日は台風18号。

英語の勉強のために二ヶ国語放送のニュースを録画してる、と数日前に書いたが、「興味のあることだけを繰り返し観たい」として、天気予報部分だけを抜き出して溜め込んでる。9月4日ぶんから溜めてるが、突風(gust)、竜巻(tornado)、猛烈な雨(heavy rain)、台風(typhoon)と、愉快じゃない単語だらけの収集になっちゃってる。

東京防災」のお世話に…なったら困るが、多摩川沿いのなおかつ浸水が予想される地域に住んでるので、ほんとうにいつお世話になってもおかしくない。とりあえず大丈夫だったが、かなりヤバい。多摩川については国交省のライブカメラで確認出来なくはない。静止画だけれど:

tvk (テレビ神奈川) の「朝の周波数カード」で同じカメラ位置で同じ京浜河川事務所の多摩川の(確か)2箇所を垂れ流してたと思ったが、今もやってるかな? ん? 「秦野ライブカメラ」? 今はやってないんかなぁ? たまに観てたんだけどな、こういうときこそ観たいんだが…。


先日の、「林先生」の番組。「今でしょ! 講座」だっけか。この中の、「最新認知症予防」を観て。

「広島大学の研究で、認知症予防にガムを噛むことが効果的だとわかった」と。即座にヲィヲィ、とツッコミそうになった。現代人はデフォルトで糖分を取り過ぎなのだそうだ。「認知症予防一点突破」で糖尿病患者増やす気か、と。と思ったらすぐに、「食事中よく噛めことでも良い」と補足が入った。曰く、「食事の時にいつもより一口で10回程度多く噛めば OK」と。そっちを先に言えぃ。

認知症の原因物質とされている「アミロイドβ」なる物質を分解する効果があるのだ、と言うことのようだ。「先生」曰く、「良くかんで食べずに速く食べる人は内臓脂肪を溜め込みやすく、内臓脂肪が増えると脳の働きが落ちることは良く知られている」とのこと。

と、さっそく実践してみるべぇ、と思ったら…。あぁそうか。「現代人の食生活」ってのは、堅い食べ物を摂取することそのものが、結構むつかしいのな。「蕎麦」で10回余分に噛めって、そらケッタイなことでありまして。だからガムなのかいね。


本屋に行ったり、テレビの番組表を見ているだけで、「常時関心の高い社会問題」がなんなのかは、それなりにわかってくる。インターネットのランキングを見るまでもなく。本屋であれば、平積みされている本のジャンル・タイトルを眺める、テレビの番組表もタイトルだけ眺める。

ここ最近やはり「認知症」「(ネット)詐欺」の話題は、国のなにがしかの機関が積極的なのだろう、日々なにかしら特集なりミニ番組がある。東京都の番組「東京サイト」(テレビ朝日)では、ここんとこ毎日「詐欺」の話題。

「認知症」は、かつて「痴呆症」と呼ばれていなかっただろうか。差別用語として使われなくなった言葉だし、「認知症」は確かに医学用語としては適切なものに思えるけれど、「痴呆症」よりマイルドであるがゆえに、危機感が薄まるのだとしたらそれはよろしいこととは言えないのかもしれない。

「認知症」に無縁の人生を送っている人というのは実際はかなり少ないと思う。自分の祖父母が認知症を発症するのを、かなりの人が経験すると思う。だから言葉がマイルドになれば危機感が薄れること、なんかを心配するのは多分杞憂なんだろうけれども。言葉のマイルドさに騙されずに「認知症=マインドロス=心を失う」という怖ろしさは、肝に銘じておいた方がいいのだろうなと思う。

いわゆる若年性認知症について「MIND CHANGE」に書かれてた気がしてたんだけど見つからない。違ったかも。ただどの先進国でも認知症の問題は深刻なようで、全世界で2010年推計3560万人が、2030年には6570万人、2050年には1億1540万人になると予想されているそうだ。これは無論「高齢化」要因が大きいのだろうが、認知症発症年齢の若年化も含まれるのだろうと思う。食生活の問題であったり、まさしく「ネット・バカ」などが警鐘する「ネット依存があなたを痴呆化する」ことが脳科学・神経科学によって「説明されつつある」こと、身近な人々でそれを現実に観測可能であることを考えるにつけ、この予測が高齢化だけを拠り所にしているとはあまり信じれない。私の脳味噌も毎日腐っていくような気がしてしょうがない。