ザ・ツダン aka 雑談

as known as の左辺と右辺を間違って使う日本人が多い、というネタをあげている人がいたがこの場合はどうでもよいだろう、的な的な。


不覚にもいまさらマリマリマリーを知る。AI によるサジェッションというのは、巨大な人気コンテンツをも凌駕してしまうほどに「私だけのため」ということだ、これまで一度としてこの登録者130万コンテンツを「お勧めしない」され続けてきたのだ。怖いよ…。にしてもこの笑いは合うなぁ、ワタシ向けよ。最初に見たのがこれで、今でもこれが一番好き:


本日は「原作クラッシャー」が一世を風靡していて、問題になっているのは相沢友子さんという方らしい。知った名前だし、ワタシも見た作品にかかわってるよなと思ったら、「鹿男あをによし」「恋ノチカラ」あたりをみてた。どちらも悪い印象は持ってなかったのだが、原作を知っている人にとっては噴飯だったということなのかしら。今回のやつの話をきくと、確かにこれはヒドい人だなと思う。

アニメファンであるワタシにとっては「原作クラッシャー」といえば、とにかく真っ先に高橋ナツコさんを思い出すわけなんだけれど、この方の場合は完全に相沢さんと同質で、ヒドい人だというのはまったく変わらない印象。

ただ今回ふと気付いたのは、「原作クラッシャー=悪」なのかどうかについては、今一度冷静に考えたほうがいいのではないかと思った、という話。X (twitter) でも話に上がった人も含め、実は「原作クラッシャー」で有名な人々には、以下のような錚々たるメンツが揃う、ということ:

  1. スタンリー・キューブリック(とりわけスティーブン・キング作品に対して)
  2. 宮崎駿
  3. 橋本忍 (松本清張原作の『砂の器』脚本など)

要するに、「非難されるからには非難されるだけのアレがある」ということは真っ先に踏まえたらいいと思うのよね。つまり「お前の脚本はツマラン」。なんかこうなるとさ、「原作クラッシャー」ってただの修飾語じゃん、てことよね。攻撃するならそこを突いたらいいんじゃないかしらね、と思った。だいたいさ、キューブリックの「シャイニング」って、キング自身が映像化した「シャイニング」の何倍もオモシロイぞ。そして宮崎駿をだれが批判できるんだ、と。(ただしワタシは「カリオストロの城」は「少なくともルパン三世ではない」とだけは思ってる。)


先日のネタというのは要は松本人志性加害疑惑問題のことだったんだけれども、世間的には擁護派が半分くらいな感じに見えるね。テレビだけみてるとこれはなかなか伝わってこないんだけれど、SNS をざっと眺める感じでは、どちらか一方の勢力が強いという感じでもない感じ。

これに関してワタシがどちらの立場にあるのかについては表明するつもりはないんのだけれど、たださ、「松本人志を核とする吉本お笑い」は、ワタシはダウンタウンの東京進出初期あたりから考えて「一度しか面白いと思ったことがない」ということだけは言っておこうと思う。「ジャーンピーングチャーンス。正解すると倍になります!」「何が?」「私が。」この、初期によくやってたネタは、当時本当にビックリしたし、面白いと思った。けど、それだけ。時代を変えたみたいなことはわからんでもないけれど、松本が変えようが変えまいが「吉本の笑いはワタシには合わない」。思うんだけどさ、これ、東日本人の多くが感じていたことなんじゃないの? そんなことない? (会社の同僚との雑談でこんな話をしたこともあるが、結構これに共感する人は多かったし。)そういうわけでさ、立場はともかくとして、「松本が業界から消えること」になるなら、そのことに対しては何の興味もないのよねぇ。(言い方を変えると「困らない」。)


雑談的なネタも最近ずっと書いてなかったので、必然的にアニメ話もここですることはほとんどしてこなかったわけだけれど、「今季は豊作だ」だの「今季は不作だ」だのは、書かないだけで毎クールごとに思っていて、今季は不作な感じだな。たぶんね、「魔法少女にあこがれて」が当たりかなと思うくらいで、あとはダメそうな感じ。

一方で、ここ何年かでとても良かった季はあったのよね。地獄楽天国大魔境のあった2023年4月~クールな。ほんとにこの季のアニメは面白くて、3か月間楽しかったぁ。江戸前エルフもよかったし、シリーズものも楽しんでいたから。いつもここまでであれとは言わないけれど、もうちっと面白いのが分散してくれるといいのになぁと思う。ぼっち・ざ・ろっくはその前年か。これも良かったね。この季も確か悪くなかったんじゃなかったかな。


たまに雑談を書こうとすると、貧乏性的なアレで、もっと書けるものがある気がする、的な焦燥みたいなものがよぎるんだけれど…、まぁいいか。今イキオイで書けるのはこんくらいだ。なんか書きたくなったらまた書くんだろうし。てわけで今日はおしまい。

あ、そうそう、先日のネタ中に触れた深呼吸の件は、是非実践してほしいと思う。これを体験として知っているのといないのとって、結構な差が出ると思うんよな。人間の心身をコントロールすること、というのは、頭で考えるよりもずっと「可能だ」ということに、一度驚いておくといいと思うんよね。それが当たり前だと感じることが出来れば、「悪徳スピリチャル商法」的なものが理解もできるし、防衛にもなる、と、そういうこと。たとえばね、「達人」が起こす不思議だの神秘ってのは、案外一般人が簡単に手にすることが出来る身体操作の延長にある、てことよ、そして深呼吸の延長線上に催眠術があるのだよ。