「Windows」ボタンの上で右クリック、とか色々

色々と言うほど色々はないんだけれども。

Windows 8 を経験せずに Windows 7 から Windows 10 に、ということもあって、使い始めて一年経つのにいまだに慣れないことが多くて困る。

タスクトレイも微妙に慣れないのだが、とりわけ面食らい、今でも「改悪では?」と疑っているのが「スタートメニュー」(とそのセットになってるその横の検索バー)。検索バーに関しては「探さなくてもわかっているもの」さえも検索を経由しなければならないケースでは、とてつもなく非合理で非効率だ、てことなんだけれど、従来と同じことがほかの何かで出来るなら、「あっても良い」ものであるだけに、(「従来と同じことをするほかの何か」を見つけていなかった際)とても残念な気分になっていた。して「スタートメニュー」の使いにくさは、根本的な問題が二つあって、一つが「キーボード操作だけで操れないこと」で、かなり致命傷で、もう一つが Windows 7 まではトップレベルから手繰る簡易な手段だった「PC」とか「マイコンピュータ」とかがなくなり、基本的に「アプリを起動するランチャ」に格下げになってしまっている点、こちらも考えようによっては致命傷。

で、たぶん半年以上特に調べることもなく、けれどもイライラだけはつのらせてたんだけど、ふと、見出しにした「Windows ボタンの上で右クリック」で別メニューが起動することを知った:

これ、皆気付くもんなん? まぁこの別メニューが、前述の不満を全部解消してくれるものではないんだけれど、半分は解消するんだよね。「コントロールパネル」とかに行きたい場合なんかね、たとえば。「検索経由せずともわかっとるわいなもの」についても「ファイル名を指定して実行」があるのでそれを使えるし。

「右クリック」といえばもう一つあって、タスクトレイのアイコンも、右クリックで違うメニューが出る。特にエクスプローラでのそれが重要:

Windows 7 でもそうだったのかどうかは、ワタシはもはや確認は出来ないんだけれど、記憶しているのは、この今は右クリックでしか出ない「エクスプローラ」(新しいインスタンスを起動する)が、7 では右クリック的なことをせずに出来ていた、ってことだ。

慣れるまでは多くのものが改悪に見えてしまいがちだが、何かを改善するためにそうしたんであろう、てことは理解しようとはしたい。けれども、とにかくね、「PC のカスタマイズ」については、とかくアクセスが非常に不便で不愉快になってる気がするんだよな。無論 Windows 7 までのものも「良いものだった」とは言わないけれど、もっとストレートにアクセス出来てたよね。何するにもイチイチ遠くなってると思う。ゆえに、たとえば「control.exe system」であるとか、「msconfig」であるとかみたいに、イザとなったらコマンドラインから起動したりとか、そういう小技を収集したほうがいいなぁと思った。Win7 までよりもずっと強くそう思う。

まぁ気付き次第、都度書いてくことにするわ。