惜しい…NohBoard

screencastしようとすると、どうしても「どんなキーストロークなのか」「マウスでの操作は」といったことを伝える環境が必要になるわけで、前から色々探してはいるのだけれど、決定打がまだない。「キーキャスト」について、ポップアップしていくのではなくて、スクリーンキーボードのようなものはないか、と思って探したら、あった。

惜しい…NohBoard

惜しい…NohBoard

インストーラはないので、zip を展開して実行。多分こうなる:

DirectX ランタイムが必要なのね…。以下よりインストール。とても時間かかる、かも。1時間かかった。







動かすとこんな感じ:

見ての通り US キーボードで、日本で一般的な 109 はない。このページの2つ目の画像に「.kb」ファイルが見えていると思う。これがキーマップファイルで、テキストファイル。これを書けばある程度対応出来そうではあるが、単純な対応関係にないものが結構あるのでむつかしい。

3つ惜しい。一つはキーマップで、もう一つは透過の設定。今時珍しく「カラーキー指定方式」。ワカランって…。最後の致命傷は「常に最前面」出来ない点。動画では下に貼り付けているが、これは無論「重ねるとフォーカス持った方で隠されてしまう」からね。(もう一つ「キーキャスト専用」も惜しい点かも。スクリーンキーボードとしても使いたかったりしない?)

救いはこれが OSS であること。

育てば面白いものになるかもしれない。

実際動かしてみて思ったが、スクリーンキーボード的キーキャストは、速すぎて伝えるには適切ではないかも。

2020-11-12追記なにょよ: 惜しいまま…NohBoard Rewrite version

2つ用事があって、久方ぶりにこの記事のお世話になる/する、こと/ハメに。

1つ目はこれ。上に貼り付けているビデオは、もともとは JING で作成した flash ビデオだったが、そういうわけなので、記事の更新を「余儀なくされた」。

2つ目なのだが、これは数日前の PC 不調に関係した話。これは後述。

ともあれ「あぁそういえば NohBoard」と2つ目の動機から思い出し、久しぶりにサイトを訪れてみて…。「ん、Rewrite、ね、全書き換えしたか?」。従来版も引き続き入手できるが、Rewrite 版に期待をかけてみようか、と:

  1. DirectX ランタイムの件は起こらなかったが、以前と環境が違うのでそのせい、かな、たぶん。今回は Windows 10 だし。
  2. 起動してすぐは非常に面食らう。何もない小さなウィンドウからスタートするので。右クリックしてみそ。
  3. キーボード切り替え、そして「キーボードレイアウトの編集」のありようがメインイベント、らしいよ。WYSWYG 的にレイアウト編集できるようになってる。ので…。
  4. ちゃんと探してないが 109 は相変わらずなさげ。けど「簡単に編集して作れるので」、従来版よりは遥かに楽に「日本語化」できろう。
  5. 最前面設定がなさげなのは同じっぽいが、さらに「透過」設定まで消えてなくなってる?

つぅわけで、「オレが使ってるキーボード向けのが欲しいんじゃ」が大幅に改善してる以外は、「惜しい」ままらしい。「今後に期待」が5年の歳月を経て「新板の今後に期待」になったよ良かったね。

…さて。「後述」の話。数日前の PC 不調の件なんだけれど、これ、「Windows のリカバリモードに入りたかったが、キーボードレイアウトの問題で、パスワードのための記号が入力しづらかった」てことなのよね。で、「キーボードレイアウトがたくさん収集されてる」ので思い出したのがこの Nohboard だったわけ。これのスクリーンショットだの、動作させてる様をビデオにしてしまうだのして、それを「PC の外」に保管しておく、なんてことをすると良さげかもしらんなぁ、と思ったわけよ。ワタシの場合は、ハードディスクレコーダーが静止画と MP4 を取り込めるので、イザのためにそこに置いておく、なんてことも出来る、かしらと。

ただ、「Rewrite 版」も、設定をこねくらない限りイマイチ鑑賞に耐えなくて、ちとその目的にはそぐわないか、と。「Normal」カテゴリに収集されてるレイアウトが案外少ないんだよね、やっぱ「ゲーム機向け」に作ったからなんだろうなぁ。

てわけで「キーボードレイアウトの画像とか収集」に Norboard はないな、てことで。