すまぬ、しょーもない話。
ふとまさに今日「はて、今の人口ビラミッドってどんなだ?」と思ったので:
以前確実にこの話はしてるので、ちょっと繰り返すのもなんだなぁ、と思うものの、今日これを見ちゃったついでに繰り返してみる。
よく「世代」の話って、日常会話でもマスなメディアでもするじゃない? たまにその手の話で「そりゃ違ーぜ」と言いたくなる主張を目にすることがあって。そんなに主流派ではないものの、たまに見かける「妙な主張」、それは「昭和 47 年生まれは豊作」てヤツ。タレント評で見かけることが多い。違うよ。
ワタシも昭和47年生まれだが、要するに我々は「団塊ジュニア」のどど真ん中であって、いわゆる「第二次ベビーブーム」時の子らである。上の絵の通り。単に「多い」のよ。そして「薄い」と思うのはワタシだけか?
まぁオモロイことはオモロイからさ、「世代論」、したくなる気持ちはわかるし、ワタシも結構好きだが、結局こんなん「人それぞれ」でしかないような話をこれでもって論じたいなら、少なくとも団塊ジュニア世代への評価に関しては、この揺るがない事実だけは踏まえた方がいいと思う。
きっとさ、タレント評で「昭和 47 年生まれは豊作」みたいな印象が生まれちゃう要因を作ったのはまさしく「(今はなき)SMAP の上二人」だと思う。実際昭和 47 年生まれが何かコトを成したのが多いのかどうかで言えば、たとえばオリンピックなんかをみても、「別に多くない」。実際本当に色んな意味で豊作なのはむしろ今の 30 歳前後であろうし、47 年生まれに近いところだと、「ちょっと上」(5歳上くらい)と「ちょっと下」(5歳下くらい)が遥かに豊作で、47年生まれは色々「成してない」。少なくとも目立つところでは。
まぁ「現在45歳」なワレワレの人生はまだ先が長いわけで、大器晩成るかもしれんしさ、ワタシは「自分の世代」として悲観してはいないし、当たり前だけどワタシは自分の世代が大好きだ。「団塊ジュニア、以外の名前を付けづらい」のもいいし。つまりさ、「戦争を知らない若者たち」というには若過ぎるし、バブルも微妙に外してるし、強いて言えば「家庭用ゲーム機が小学生時代には登場していた」という、ちょうどゲーム世代とそうでない世代の中間に位置するのでそう言ってもいいが、これも「そのものズバリ」は言い当ててないし。なんつーか「世代」としてくくるのにちょっとモヤっとしてるんだよね。そういうのもなんかかえっていい。「ゆとり世代」なんてレッテル貼られて反感を憶えた、みたいな経験がないんだよ、ワシら。
そんなにお前らの世代は凄いのかよ、と、「大人たち」に思うことって、普通に多いでしょう? そういうわけでワシら世代なんぞ大したもんじゃないんだから、ディスってよろしい。けど「人として」向き合えよ、誰に対しても。こういう「議論」は酒のツマミだけにしとこうな。