bash ps1 online editor

別にこんなもんなくても普通は困らんのだけれど。

setproctitle の紹介で Fedora 側使用例キャプチャは、これは PS1 をカスタマイズした。普段使いには色なしでも別段不愉快ではないが、人に見せるキャプチャはどうしてもプロンプトを識別出来ないと読みづらいので。

このカスタマイズの元ネタに毎度使うのが、「やり過ぎでお馴染み msys2 のもの」。これを毎度「単純化」して使ってる:

/c/msys64/etc/bash.bashrc
1 [[ $(declare -p PS1 2>/dev/null | cut -c 1-11) = 'declare -x ' ]] || \
2   export PS1='\[\e]0;\w\a\]\n\[\e[32m\]\u@\h \[\e[35m\]$MSYSTEM\[\e[0m\] \[\e[33m\]\w\[\e[0m\]\n'"${_ps1_symbol}"' '
3 unset _ps1_symbol

根本的に「いらんこと」ばっかやってるし、そもそも2行に渡るプロンプトてのが「ウザさ絶頂」。基本がわかった上でここから刈り取って単純化するのは造作ないが、けど「元ネタとしては長ったらしくて相応しくない」。

なので「bash ps1 online editor」で検索、めぼしいのでは 3つヒット。

  1. .bashrc generator: create your .bashrc PS1 with a drag and drop interface
  2. Bash $PS1 Generator2.0
  3. Easy Bash Prompt Generator

このうちBash $PS1 Generator2.0は「手書きの方が早くね?」てくらい「全然使いやすくなかろう」て思う。「プリセットのものから少し変える」にはいいが、もっとシンプルに一から作りたい向きには全然合わない。(プリセットから書き換えるんでは「やり過ぎがウザい」の怨念から逃れられない。)

.bashrc generatorBash $PS1 Generator2.0には共通の問題がある。ともに「移植性について無頓着」である。terminfo の tput にまず依存しているのだが、これはまぁ「後で手で削ればいい」ことはあるにしても、色の自由度が高過ぎる。つまり伝統的な「ANSI」に毛が生えた程度のコンソールを使う場合、せっかくの色指定は全部台無しになる。もっと簡単に言えば、「Windows な MSYS では使えないよ、間違いなく」。

そういうわけで、「いつでもどこでも使える」ものが必要ならば、この中では Easy Bash Prompt Generator だけが本当の候補。細かいことだと ESC の書き方が「\e」(「\033」でなく)なのがありがたい。コンパクトになるので少し読みやすい。つまりは後から手書きで編集し直す際に少し楽。

MSYS なんか知らん、Windows なんか知らん、とか、telnet (or ssh, etc.)などからの使用「なんか知らん」てことであれば .bashrc generator は使いやすいかもしれない。そうでないなら Easy Bash Prompt Generator 一択。