文庫版の漫画が読めない老眼大統領

思うんだけど「老眼大統領」てネタ、若い子には通じてないのかな、ひょっとして。

辞書はもはや論外、な44歳。文庫版で収集している萩尾望都が辛くて読めなくなってきて早1年以上経つ44歳。

My辞書ブームにはさすがに手持ちのルーペでは辛くなってきたので、ついに「両手が使える老眼対策」に手を出してみた:

ハズキルーペの存在を意識しつつも、「拡大率の柔軟性」を考えた結果「家用途ではこれ」に。とはいえ…、LED ライトは別に必要ないんだがなぁ、と思いつつも(川崎)東急ハンズではこれしか選択肢がなく。3456円は若干高いよ、LED なしのお徳用なんてあれば良いのに。あと耳が痛くなったりとかしないかなぁ、とか色々不安を抱えたまま、勇気を出して買った。「お試し」は出来ないんですもの…。

さっそく試してみた。おぉ、これは別世界、読める、読めるぞぉ。生まれて初めて眼鏡をかけた高校入学直前の夜を久方ぶりに思い出した。

バンドも全然気にならず、耳が痛くなるようなこともなし。これでやってるようにテレビ画面と辞書を行ったり来たりする際に、頭にかけっぱなしでもレンズ部分を持ち上げとくことが出来て、この状態でも結構苦にならない。少なくとも「ヘッドフォン」よりもずっと違和感なく装着したままに出来る。

「LED いらんよなぁ」以外で使ってみてから二つ気になった点:

  1. 電池ケースのカバーがチャチ過ぎて壊れそうで怖かった(購入早々ぶっ壊したかと思ったぞ)。
  2. 45歳程度の「老眼用途」だと「x2.5」「x3.5」を使うことはまずないと思う。老眼レベルに合わせた販売は出来ないもん?

2つ目のはまぁ…、「老眼の人向け」の製品てわけではないからな、仕方ないのかも。けどおそらくあと5年以上は「x2.5」「x3.5」は完全に「棚の肥やし」なのは確定で、もったいない気がしちゃう。5年持つかどうかもわからんのに。

さてね、これは「家用」、あくまでも。実は外出時も買い物で製品の文字が読めないことも多々あったりするんだけど、どうすんのかな。まぁもっと度が進んで困ってから考えよう。携帯用ルーペは既に持ってるしな…。