知らんかった。
Python がついに GitHub に引っ越す、て話は GvR も話してたりする:
で、ワタシなんかは基本 https://bugs.python.org/ からみえる Mercurial コミットログと個々のリファレンスの「ソースコード:」リンク(例えば datetime.py)ばかり見てきたので、GitHub に「いる」なんて考えたこともなかった、んだけれど、あれま、「いることはいる」のだね。
そしてその「いる」ことが現在進行形では「混乱を招いてい」て、なんだか面白いというかちょっと気の毒なことになっている。問題の「既にいるそれ」は「これ」。「おかしなことに」はこれのこと。引用しとく:
https://github.com/python/cpython is a cpython mirror repository. Pull requests are not accepted on this repo and will be automatically closed.
Submit patches at https://bugs.python.org
For additional information about contributing to CPython, see the developer’s guide.
てわけで今「41 個もの PR がことごとく「自動クローズ」」されている。
移行はてことはどういう流れになるんだろうなぁ? おそらく Mercurial をマスタとしてミラーしていた、というだけと思うので、マスタが切り替わるだけ、てのが「レポジトリの移行」の半分なんだろうけれど、一番気になってるのが「https://bugs.python.orgの引越し」だ。やるの? やらないの? きっとこれをするにはマイグレーションツールを準備しないと出来ないことと思うんだけれど、それを準備してるのか、それともこっちはやらないんかな? わからん、私にはまだ。それに「今時点でミラー、こっちに PR すんなや」と言われ続けたレポジトリがある日突然マスタになる、てことに関して、デベロッパというかコントリビュータのメンタルの移行、てのは大丈夫なんかいな、とも思ったりもする。
ワタシの場合は「GitHub がみんな好きなんだぜ」みたいなことで歓迎してるわけではなくて、また、「Mercurial がやだから」てことでもなくて、現行の「CPython レポジトリの Mercurial on WEB」なインターフェイスがあまりにもイケてなくて、https://bugs.python.org があまりにも「読みにくい」てことに疲れてるだけ。ほんと老眼大統領には特にキビシイよ、あれは。前者はクライアント側でどうにかなる問題だからどうにかなるけど https://bugs.python.org はこれが唯一のものなのでどうにもならん。目がしょぼしょぼしまっす。
PR とレビューのスタイルは変わったりはしないのかな? https://bugs.python.org で延々レビューしてる、てのは案外健全でいいことだ、と思ってたんだけど、GitHub / BitBucket スタイルの PR へのレビューと今と同じスタイルのレビューってあんまし共存出来ない気がすんだけど。出来ればどっちもやって欲しいけどなぁ。従来スタイルのディスカッションとレビューは有益だ、と思う。PR へのレビューは「コードに議論が埋もれ」てしまいそうな気がする。
てな感じであんましワタシはこの件がどう決着するのか追っかけ切れてないんだけれど、なんにせよ「良くなるんだろうなぁ、きっと」と思ってはいる。「Semi-official read-only mirror of the CPython Mercurial repository」はともかくとして。