読むのがつらい Part II あんど ぬか喜びing 兼 こんな状況に誰がした、の犯人特定

Karl から再び返信が来た。

Found code mismatches (GCMap and NFDC) てな新たに検出した問題に対する、これまた丁寧な長文。初見でうわっ、てなるバイト数よね。GMail がフルスクリーンで読めないんで余計にツラかったりする。

でな。結構航空関係のキーワードは良く知ってたつもりだったんだけど、メール内に「ご存知の」扱いでしれーっと DAFIF に言及していて。知らなかったのよ。へぇ、こんなんがあったのかぁ。まず Google 検索の一覧検索レベルで

DAFIF(Digital Aeronautical Flight Information File)とはアメリカ国家地球空間情報局(NGA)が運営している、全世界の空港、航空路、領空、航法(英語版)データ情報やその他航空関連情報を含む最新航空データの完全・包括的データベースである。

とな。うぉー、救世主か?

と、www.navaid.comに行ってみるとなんか様子がおかしい。

  • Why is our access to DAFIF under threat gone?
  • What is going to happen to DAFIF data?

なんだ?

Wikipedia より:

一般公開中止
2006年10月までインターネット上で公開されていたが、知的財産権を主張する米国外の情報提供者が増え、NGAがこれから起こりうるこれらの情報に関する著作権侵害リスクに備えるため閉鎖されることになった。現在、連邦政府や州政府の機関、政府が認定する土建企業、アメリカ国防総省の顧客のみがアクセスできる。

閉鎖時の発表で NGA は苦情を申し立てた国外情報提供者を明かさなかったが、その後背景にオーストラリア政府が関わっていることが明らかになった。2003年9月にオーストラリアのデータへのアクセスを充実させるために設立された政府系企業のエア・サービス・オーストラリア(英語版)が設立されている。NGA はオーストラリアのデータを除外するのではなく、データの一般公開を中止することに決めた

犯人はオーストラリア政府てことか…。

てかさぁ、ICAO/IATA コードのマッピングさえも知財扱いになるわけ? そんくらい公開してもいいじゃんねぇ。