@clicksequence{A @click{} B

texinfoのマニュアルを読んでいて(2)。

14.9.1 Glyphs Summary で

@clicksequence{A @click{} B indicates a GUI operation sequence: first A,
then clicking B, or choosing B from a menu, or otherwise selecting it.

と。

うーん、brace 閉じ忘れてない?

あーやっぱし。14.9.8 Click Sequences ではちゃんと

@clicksequence{File @click{} Open}

こんなん今更誰も指摘しないんだろうなぁ。いまどき真面目に mailto:bug-texinfo@gnu.org あてにリポートしようと思う人がいるかもアヤシイが、それ以前に、「マニュアルに書かれているバグリポート報告先にメールする」という昔ながらのマナーに馴染んでいなければそもそも「気付かない」だろうしね。

既に SourceForge とか Trac とか BugZilla みたいなのが登場してメジャーになってもうそろそろ20年は経つと思う(*)が、今やそれよりも遥かにユーザフレンドリな BitBucket, GitHub, JIRA などなどの issue tracker に皆慣れきってると思うんだなぁ。いったいいまどき誰が「他のエンドユーザに見えない形で」報告したがるだろう? WEB UI ならまだしも、わざわざメールで。ほとんどのユーザが嫌うんじゃないかね。(てわけで、ワタシもバグリポートを投げたりはしない。致命傷じゃないしさ。)

ちなみに「自分のバグレポートが白日の下にさらされる」ことは、恥ずかしがりやさんにはキツいのかもしれんが、実際デベロッパだけでなく他のエンドユーザの目に触れることは重要である。特に「オレもそれで困ってたんじゃ」という共感を得られると、デベロッパを急かす効果も持ちうるし、そもそも隠されないからこそ揉み消されることもないってことだ。(Reject されることはあるけどね。WONTFIX みたいな形で。)