まだ「へろわるど」る気になれないいくつか(+ いくつか評価する気すらないもの)

Parser Generator の話。

ANTLRでしょ、わかってるって。当然「いいもんで枯れてるんだろうし」とは思うけれど、2つの理由で「まぁやらんでいいか」と今のところ。一つが「java は動かすこと自体億劫」てこと。無論 python をターゲットに使う場合、python に antlr ランタイムを入れないといけない。もう一つが、さすがにこんだけ「giant」になると、ほっといても情報多いでしょ、て思うわけで、別にアタシが頑張らなくても絶対誰かどこかで書いてる。

Waxeye。これは興味はあるんだけれどね、Canopy と同じノリだけれど、実行形式(EXE)をインストールして使うタイプのジェネレータであって。ちょっと面倒だなぁと。

GOLD Parser。相当老舗で、java 生活してた頃に検討したことはあったんだけど、その当時は全然いい印象なかった。理由は忘れた。

以上三つは、「気が向けば評価してみてもいいかも」と思ってはいるものたち。

対して、以下は評価してみようとする気がない、今のところまったく:

  • Pyleri -
    ドキュメントをざっと眺めてみて、「格別」なところはなかったし、ツリーのトラバースは自分でやらんといかんことはわかったし。
  • plyplus – 一瞬面白そげに見えたのだ、「select」機能はクールに見える。けれど、ply もやだぁ なんですもの、ply そのもので作られてもらっちゃ困る。ほんとか、と思って実装まで覗き込んだわい。ここ。マルチインスタンスが NG だった ply とどう向き合ってるのかは知らんが、アタシの知るあの振る舞いは、修正できるとは思えない。

Parsing In Python: Tools And LibrariesPython Parsing Tools にはまだ紹介されているものはあるし、この2つに載ってないいくつかも知っているが、なんであれ「ply をお気楽に使うラッパー」が結構多いのには辟易する。その種のものは何があっても評価する気はない。