PHP 文化ってやつぁ…。
いや、PHP のせいにしちゃいけません。どんなに PHP がダメでも、プロジェクト品質とは別。PHP を採用することによるベースの品質の低さが仮にあったとしても、ほかの言語の3倍頑張れば、ほかの言語と同じ品質を保てるはずだ。
いやね、「Escape wiki markup once」としてこんな例なのよ:
1 [[Special:MyLanguage/API:Main page|API]]<nowiki/> extension
ドキュメント全体通して「[[aaa]]」がハイパーリンクになる説明がどこにも書かれてないけど、多分そうなんだろ? そして <nowiki/>
の効果がわからんのよ。
レンダリング結果は「Special:MyLanguage/API:Main page|API」をハイパーリンクとして認識してるから、少なくとも<nowiki/>
はたとえば「行頭からのテキストを一気に wiki 解釈しない」という意味ではないことがわかる。かといって、例での「 extension」はもともと wiki マークアップされてないのだから、「once」の意味が、このドキュメントの日本語翻訳版の言うとおりの「一度での」だとするならば、そしてたとえば「<nowiki/>
が現れてから行末まで」とするならば、これは例としては破綻してる。
ドキュメント末尾の方の「破滅的な例」(またの名を、お馬鹿な仕様):
1 <<nowiki />pre> → <pre>
2 &<nowiki />amp; → &
これはまぁ「仕様なのだ」(馬鹿だけど)として、で、これから察するに、「once」は「一度での」の意味じゃなかろう。プロセッサのパスに関係してんじゃない? 一回分、というか。キーワードを WikiMedia キーワードとして認識させないためのトリック(またの名をバッドノウハウ)、という意味だろうね。
とするならやっぱりこれ
1 [[Special:MyLanguage/API:Main page|API]]<nowiki/> extension
は馬鹿な例なんじゃないの? 例として意味をなしてない、ってことはないのかな?
いやね、例によって MediaWiki の Pygments lexer が欲しい人が結構いるみたいでさ。書くとしたらどんななんだろう、と思ったの。ワタシはやりたくないなぁ。Wiki に思い入れ、全くないし。実は MediaWiki のデモで確認してみようとも思ったけれど、「ログインしないと IP アドレス残してやるぜ、このやろー」にビビっちゃってな。かといってそれだけのために Windows 版 MediaWiki を導入するなんか、馬鹿げ過ぎてて涙ちょちょ切れよーぞな。
同じ Wiki 系なら、BitBucket などが採用してる CREOLE の方が好きだ。MediaWiki のマークアップは非常に場当たり的な設計だろうよ。何個「preformatted」作れば気が済むんだよ。nowiki、pre、code、Start with a space in the first column、Start with a space in the first column (before the <nowiki>)。ちなみに「Start with a space in the first column、Start with a space in the first column (before the <nowiki>)」の意味もワタシには意味が取れない。実際に動かしてみないとわからんな、これは。
WordPress でブログ書いときながらなに PHP 批判しとるか、ってか。「書く不愉快・保守する不愉快」は読者には関係ないじゃん、WordPress で書いたものが「読者のためには案外良い」のはこれは確かだからさ。「それはそれ、これはこれ」。