tree.com的な

これまで色んな技術者みてきて「なんでそれだけ知ってんの」率が異様に高い、tree コマンド。

なんかの陰謀だろうか、この負の連鎖:

  1. Windows だ
  2. CUIなので
  3. DOSねば
  4. あ、親切なDOSるサイトめっけ
  5. はぅあ、tree.com ってすてき

てな感じ? そしてどういうわけだか最近の linux にはこのもどきが標準で入っていたりする。

あれね、Unix 育ちには、この「treeコマンド」、ちっとも便利と思わないのね。

こうすりゃいい:

1 me@host: ~$ find . | sed 's@[^/]*/@\t@g'

treeの方が出力が素敵じゃないか! いや…。tree コマンドを使いたい動機ってのがな、「excel でファイル一覧を作りたい」とかなんだろ、過半数以上は。tree コマンドは再利用しにくい。上の find を使うヤツはタブ区切りなので、リダイレクトして拡張子 tsv にして Excel にそのまま喰わせてやれば、すぐに好きな加工を開始出来る。tree の出力では先に馬鹿みたいな加工作業をする必要があるのだが、ここでも「わぉ、秀丸ステキ!」「さっすが桜エディタ!」という負の連鎖が続くわけである(これは実話)。






ところで、まず linux の tree コマンドだけれど、これは COPYRIGHT 表記から察するに、どうやら 1996年開始っぽい。が、DOS への言及はなく、自然発生的に同じものが出来たのかもしれない。DOS の tree.com の歴史は驚くほど古くて、今調べてみたら、DOS 2.0 のリリースの際に IBM が追加したものらしいこれは 1983 年のこと。だから linux の tree なんか後発も後発で…だと思うのだが、とにかく歴史に関する記述がことごとくないのだ、http://mama.indstate.edu/users/ice/tree/ には。だから良くわからない。(日付の一切入ってない ChangeLog なんか初めてみた。意味がわからない。)






例によってアレな。「treeって便利ですよね、でも標準じゃないのでfindで…」みたいなネタ書く人、多過ぎ。便利なのは find や du であって、tree じゃないんでわ。treeはあたしにゃ極めて不便なツールじゃ。