完遂しなかったが自分用途には耐えてしまったので、という切ないネタ。
2つ前、1つ前の、話としては続き(ディスク整理)ではあるんだけれど、これはほんと「アタシだけの事情」と思われる。
このサイトで動画で何かを伝えるのに、最近は全部普通に youtube にアップロードして済ませている。けれど始めた当初は Jing を使って SWF にして、このサイトにファイルとして置いていた。「簡単にダウンロード出来るように」というのが意図だったけれど、まぁ youtube からのダウンロードの仕方を紹介してはいるしな、まぁいいか、てことで方針を変えたんである。
そのサイトにアップロードする前の SWF がなぜか結構残ってて。消せばいーのに。
ただ、中身を見ずに捨てるのも気分が悪いものがあって、一度は再生してやりたい、と思うわけなんだけれど、スタンドアロンのプレイヤーなんか持ってないし、あえて入れるつもりもない。なんかさー、以前は Chrome にドロップしたら再生出来てた気がすんだけど、今は反応しなくなってて。気のせいかなぁ?
てなわけで、まずは「online swf player」でググってみたんだけれど、なさそうなのね。だったら作っちゃおうか、と思った。思った…けど失敗した。「ローカルで、なおかつ「同じフォルダ内にある」」場合にだけ使えるものが「出来た! やった!」:
1 <html>
2 <head>
3 <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
4 <title>失敗作、でもまったく使えないというほどでもない</title>
5 <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.2.1.slim.min.js"
6 integrity="sha256-k2WSCIexGzOj3Euiig+TlR8gA0EmPjuc79OEeY5L45g=" crossorigin="anonymous"></script>
7 <style>
8 #dragarea {
9 padding: 110px 150px;
10 border: 2px dashed #666;
11 border-radius: 6px;
12 background-color: #ccc;
13 text-align: center;
14 }
15 </style>
16 <script>
17 $(document).ready(function() {
18 var $da = $("#dragarea");
19 $da.on("dragenter", function(e) {
20 e.stopPropagation();
21 e.preventDefault();
22 });
23 $da.on("dragover", function(e) {
24 e.stopPropagation();
25 e.preventDefault();
26 });
27 $da.on("drop", function(_e) {
28 var e = _e;
29 if (_e.originalEvent) {
30 e = _e.originalEvent;
31 }
32 e.stopPropagation();
33 e.preventDefault();
34 var f = e.dataTransfer.files[0];
35 $('#player').html(
36 '<object type="application/x-shockwave-flash"' +
37 ' data="' + f.name + '" width="100%" height="100%" ' +
38 ' id="vvq-702-flash-1" style="visibility: visible;">' +
39 ' <param name="wmode" value="opaque">' +
40 ' <param name="allowfullscreen" value="true">' +
41 ' <param name="allowscriptaccess" value="always">' +
42 '</object>'
43 )
44 });
45 });
46 </script>
47 </head>
48 <body>
49 <div id="dragarea">Drag your swf file here.</div>
50 <div id="player"/>
51 </body>
52 </html>
何がどういうふうになって「こうなっちゃったのか」は、要はドロップされたアイテムからフルパスを取得する術が見つからず…。色々こねくりまわしたさ。けど「fullpath」プロパティは html がある場所を補ってくれるだけのインチキ、でしか取れなかった。
何言ってるか伝わりにくいね、「取れたぞーフルパス」はこうだった:
- c:/aaa/zzz.html として
- c:/bbb/ccc/ddd/eee.swf をドロップすると…
- なぜだか file:///c:/aaa/eee.swf だと主張してくれる、ラッキー
つまり逆に言えばこういう構造なら使える、ってこと:
1 c:/aaa/zzz.html
2 c:/aaa/eee.swf
3 c:/aaa/eee2.swf
4 c:/aaa/eee3.swf
5 c:/aaa/eee4.swf
ので一箇所に swf をかき集めてからこの html をその場所に置いて…とすりゃ用は足せるつーこと。
あんましこれ以上頑張る気にもなれず。今後アタシが日常的にこれを使うとも思えないんで。けど「今日の用途」にはまぁ使えないもんでもなかったんで。一年後に必要になったらまたここからコピペして同じことすりゃいいっしょ。
2020-11-19記:
ここに書いている内容、今となっては複数の問題がある。そもそもは「ブラウザで」観る手段がこのときもあったはずなのに、何してんだよ、てのがまず第一。ただそれは一番些末で、残る問題が大問題たち。
一つは無論「今日、今」なので、flash が死ぬこと。だから放っておけばこのネタは廃れる。ただ、そうでなかったとしても問題があった記事。そもそもは「youtube からコンテンツをダウンロードするのは規約違反である」てこと。発信者側がこの制約を勝手に解くことも出来ないので、youtube 利用者は平等に「ダウンロードしちゃダメん」。で、最後のは「法律」の話で、「グレーかまたは黒」になりうる話。「youtube が」禁止するのはあくまでも私企業と利用者との関係なのだが、当然「各国の法律」もにらんでいる。日本の場合はこんなで、ポイントは、2012年以降アップロード側だけでなくダウンロード側も罪とみなされるという点。この法律変更にワタシは気付いていなくて昔の「アップロードする側だけが罪に問われる」という意識でこのサイトの文章を書いてたことがあった。この場合ワタシ的には「youtube が認めてるなら万事おけ/そうでないので youtube 以外で」という注意点だけを周知しようとしていたのだが、無論これはダメ、「違法なやつは受け手側も罪に問われるからな、注意しろよ」はセットで言わなければならない、youtube の規約だけでなくて。
それと、これは昔から気になりつつも言ってこなかったのだが、ワタシ自身は自分が作ったものを「どうぞご自由に、好きに煮て焼けや」と考えるんだけれど、これも日本の法律的には実際は NG。日本人は自分の著作物の著作権を捨てることは出来ない。だから、日本においては本来は「public domain」は法律違反だったりする。違反、は言い過ぎでも、少なくとも日本の法律にはフィットしてない。だから厳密にはワタシがどれだけこのワタシのサイトで「好きに使ってええよ」と限りなく public domain な扱いで公開してようとも、これには実際には著作権が発生している。こうした非常に微妙な点も「ちゃんとしなければならん」のが本来のあり方なんだけれど、このページに書いた内容は当然そんなこともしてなくて。まぁこっちはこのページに限った話ではないのでね。
てなわけでわけで、このページ自体はそのまま「恥ずかしい黒歴史」としてさらしものにはしておくけれど、<s>で全体囲って無効なネタざんす、てことを示した状態にした。