ある名前を失念したものを「探している」のだが見つからない。
「良いアプリ紹介」みたいなことって、ワタシのサイトではあんまりやってきてないし、結構見つけても「ここでやることではないよな、きっとどこかで誰かがちゃんと紹介しておろうし」てことで書くのを控えてしまう癖があって、今そのことでちょっと後悔している。本当は先日のこれに一緒に書きたかったものなのだが。
「psutil」ではなかったと記憶しているんだけど、ほとんど同じゴールの、ただしバックエンドではなくてフロントエンドとして機能する「パフォーマンスモニタとかが目的の」 python プロジェクトがあったはずなんだよね。プラグイン方式として python モジュールを追加していくことで機能拡張していける、システム監視系ツールセット、だった。色んな検索キーワードを駆使してみるも、まぁ見つからない。これ、日本人が結構な熱量で「すげーよまさるさん」と騒いでたやつだったので、すぐに見つかると思ってたが、なぜだ、見つからない。うーん、やっぱ少しでも気になったものは記録しておくべきか…。
で、かわりに「こんな検索」で見つかるのが glances なのだね。psutil で作られている、ということはつまりは python 製。Windows で動くんかいな、と思ったら動いた。ゆえ、以下でインストール出来て、動かせる:
1 [me@host: ~]$ py -3 -m pip install glances
2 ...
3 [me@host: ~]$ /c/Program\ Files/Python35/Scripts/glances # ワタシはここにパス通してないので
4 Curses module not found. Glances cannot start in standalone mode.
5 For Windows you can try installing windows-curses with pip install.
6 [me@host: ~]$ # ↑Windows 10 機購入後に curses 入れてきてなかったので
7 [me@host: ~]$ py -3 -m pip install windows-curses
8 ...
9 [me@host: ~]$ /c/Program\ Files/Python35/Scripts/glances # あらためましておめで
10 ... (めでてーなっ) ...
h キーでキーバインドがわかるのは top と同じ。コマンドラインに unicode を含む場合の表示がヘンなのはご愛嬌。「幅が二倍である」ことがよく分かる、カワイイ不具合だ。気にしない気にしない。どこまで top と同じことが出来るのかまでは見てないが、なんか「kill」は最低でも出来そうだね。まぁ psutil がエキスポーズしてる機能であればサポートする、てノリなんだろうけれども。
機能面ではかなり良いものだとは思うんだけど、おそらく「反応が鈍い」(要は「重い」)と思う。_psutil_windows.c など C 拡張で書かれてる部分を除いて python だからね、そこは致し方ないことだろうと思う。でも先日のこれの動機ってそもそもは「Windows に top がない」ことが元凶とも言えて、こうやって簡単に似たものが手に入るのは素直に喜ばしいことである。