そうだ、11に行こう

全く手を動かす前に宣言だけしちゃうのはワタシとしては異例なのだ。

7時に開いて11時に閉まる話じゃなくて。Windows 11 の話ね。

「Windows 11 に乗り換える理由」についての「セールストーク」もしくは「アフィリエイターズトーク」には、ワタシは全然興味を示してこなかったんだけれど、これよ、これ

まずは Docker への興味から、Docker Desktop for Windows の前提となっている WSL (Windows Subsystem for Linux)を遅ればせながら知り、そしてそれ自体がとても素晴らしいものであることを知った、というのが先日のこれ。けれども GUI は「Windows 10 では動かない」…、そう、「Windows 11 なら動く、とな?」。そりゃすげくねー?

てことで、ちょいちょい口コミを眺めてたんだけれど、どうもワタシの PC のケースは、少なくとも Microsoft とベンダー(ワタシの PC だと HP)が大丈夫だと判断した状態だ、てことみたいなのよね(@itmedia で「Windows 11への無償アップグレードで最も簡単で安全なのが、Windows Updateを使う方法だ。Windows Updateでは、検証が行われ、問題の発生がないと思われるPCに対して順次Windows 11の配信を行っている」と説明してる状態にワタシの PC はなってる)、しかも、大勢が苦労してたみたいな1月あたりよりは状況が良くなっていることもきっと期待出来るような気がするし(根拠はないけど)。10日以内ならすぐにダングレード出来る、と書かれてるので、あまり恐れなくてもいいかもしれんなと。

一番気になったのが「Home Edition だと、11 を入れたら最後、ダウングレードすれどもすれども戻される」と言っているサイトがあったこと、なのだが、何度検索してみても、それを言ってるの、そこだけだったんだよね。ガセ? 少なくとも Microsoft がはっきりと「10日以内なら問題なく戻せる」と説明しているのだから、戻せないといった事象があったとしたら修正対象のバグとして措置されるはず、もう直ってる、てことはありそうだよね、ひとまずそうであることに期待しておこう。

というわけで、「乗り換えるぞ」「乗り換えたら戻さないぞ」と今のところは思っている。WSL の件とともに、android アプリが動作する、ということにも興味津々でな。多少の使いにくさなら我慢できる、我慢しよう。さぁ乗り換えよう。どうなるか、乞うご期待。

ところで私は何十年もパソコンユーザやってて、実は「OS のアップグレード」は Windows では初体験である。これまでずっと、購入時の OS を維持し続ける使い方しかしてこなかった。これはなんでなのかってことなんだけど、特にかつてワタシが「Windows アプリケーションプログラマ」だったことが大きい。新しい OS なんてのは「買えば済む」のだが、サポートの関係で古い OS の動作を確認する必要があることなんかほんと日常茶飯事で、だから古い OS はなかなか捨てられなかったんだよね、当時。その癖が割と今でも抜けてない。もう15年も経つってのに。

それにやっぱり「今使ってる環境にどの程度愛着があるか」ってあるでしょ。これまではやっぱり「秒単位で不愉快になるほどヒドいものじゃないのだから、慣れてるものから離れる積極的理由はあまりない」というのはあった。ケド今回は全然違うの。ワタシはこの HP パソコンを買ってから、一度としてこの環境を愛せてない。「秒単位で不愉快」なのだよ。つまり、今の環境は壊れてもちっとも惜しくないのだ。だから「今よりヒドい」とならない限りは、11 のままで良かろうと思っている、ということだ。