OnlineSequencer.net の紹介 (一応)

本日二度目の「一応」ネタ。

そもそもが「online music composer」で一発で見つかるもんを「紹介」もなにもないんであるけれど。

MIDI -> WAV は気軽にはいかんよね」ではさらっと書いちゃったんで、一応改めて:

使いやすいかどうかで言ったら、正直いってしまえば、「すんげーつかいにくい」。まぁフリーなオンラインツールにそんなに大層なもんは求めてないけどね。けどせめて Instrument の変更くらいは簡単に出来て欲しかった。入れてしまってからの変更は出来ないみたいなので、後から変えたくなった場合、一つ一つ「消して、打ち直す」しかない、と思う。ヒドい…。

この手のコンポーザ/シーケンサって、多分 UI に大きく分けて3種類あって、一つがこれのような「ダイレクトに音階を打点していくタイプ」のもの、そして当然「楽譜(五線譜)」に入力出来るもの、そして「キーボード(PCの、じゃなくて鍵盤ね)型」。2つ目のタイプのは見かけたけれど、ユーザ登録が必要だったり有償だったりしたことと、そして何よりワタシの目的が「自分のデータ解析の検証」であったため、まさに「F#4」のまんま打ち込めるこれこそが、欲しいものだっただけの話。

このツール、ちょっと wiki とかそういったもんのノリに近くてなぁ。あるいは Pygments の demo に似てるかな。つまり「誰もが好きに作ってその場でそのまま公開出来て、公開されたものを好きに「継承」出来る」ようになってる。Sequences から人が作ったものを見れる(演奏出来、どうやら編集も出来る)。

こういったものをあてにしたい人、てのはどんな人なのであろうかね? 少なくとも「本職の人が本格的に」使うことはないはずだけれど、「本職の人でもちょっとしたメモがてら」とかで使ったりしててもおかしくはなさそうだとも思う。そして、あるんだなぁ、結構な大作。見つけた中ではこれとかこれなんか、すんげー、と思う。後者は「別の意味でも」。(ちゃんと曲になってるから不思議。あ、絵文字ですよ絵文字。)

ただそういった大作ってさ、「著作権的なもの」ってどうなっちゃうんだろうなぁと思う。例にした二曲が仮にオリジナル曲だとして、そして https://onlinesequencer.net/ の仕組み上、最初に誰が作ったのかなんか、もうわかんないんじゃないかしら。少なくとも一般ユーザはそこまで追っかけられん。