「出来ないという思い込み」と「自分は出来るという思い込み」が共存する

一つ前の話からの派生。

タイトルの通り。

これがほんと不思議でさ。「こいつ、頭たりねーなぁ」と思うヤツの100%がこの条件に合致すんのよ。「ペアプログラミングして気がついた新人プログラマの成長を阻害する悪習」に実は近いことが書かれてるんだけど、わかるかな?

どういうわけだかな、「オレは出来るヤツだ」という思い込みが激しく、そして誰一人としてそいつを評価しておらず、という条件に合致すればするほど「難しそうだから手を付けない」癖が激しいのだ。当たり前だが当人はその自己矛盾には気付いていない。気付いていないかもしくは「自己正当化」しているので当人にとっては考慮に値しない、んだろうね。

正直「もう直らんわ、こいつ」というヤツの相手なんかしたくないし、消えてもらいたい、の一言ではあるのだけれど、そしてそれが同世代なら確実に「死ね」言いたいけど、ただこれも注意して欲しいのは、これって「案外誰でも陥る」思考なのね。つまり「人間は成長するのだっ」てこと。新人や中堅をみててね、「伸びしろがありそう」なのかそうでないのかなんか、すぐにわかるんだけれど、「伸びしろがありそう」で、かつ「今はバカ」なら、これは忍耐強く育てて欲しい。私は確実に一人でそれを経験した。

簡単な話じゃないんだよ。人間だもの。