こんな大事なことはワタシのサイトなんかで読まなくてよろしい

どうしてもてんなら原則として公式サイトで読みなはれや、てこと。

なんつーのかな、「最新の追っかけ」とかそういった派手なことはほかの人に任せればいい、と思っちゃうタチなんで。どっちかつーともっと地味で縁の下なことのほうがアタシの性に合ってるんでな、「リリースされてもいないバージョン」について言及するのはちょっと気後れするんだけれども、ただちょいと気になることがあったんで。

まず基本的な話から。

3.6のベータじゃない公式リリースはクリスマス頃になるとのこと。それと「遂に」Python のソースコードが、これも「年内に」GitHub に引っ越すとのこと。

GitHub への引越しは皆が待ち望んだことだろうなぁ。正直ちょっとした貢献もしづらかった。bugs.python.org はどうなるのかな、このままかな? bugs.python.org はかなり色んな機能がくっついてるからなぁ、単純に GitHub のトラッカーでは間に合わない、てことはないのかな、とも思うがどうなんだろ?

で、今回書きたかったのは2つ。実際 3.6 はあまり派手なリリースじゃないと思う。けど、地味に嬉しいものがチラホラ。実際稲田さんのブログで紹介してた気もするんだけど、「f-string」がかなり「地味に嬉しい」。こんなです:

引用符の前の f に注意というか注目というか
1 >>> name = "Fred"
2 >>> f"He said his name is {name}."
3 'He said his name is Fred.'

これの PEP を読むとそれだけでも結構面白いんで是非読んでみたらいいよ。以前「% 演算子、いつ死ぬの、死なないの」みたいな話をしたけど、まぁそれにも関係する話。「どうやったら間違いを侵しにくいフォーマットが出来るのか」の苦心の歴史、ですな。

もうひとつがその「稲田さん」に関係してるヤツ。dict() now uses a “compact” representation pioneered by PyPy.(issue27350)。もともとの発想は 2012 年の Raymond Hettinger らしいんだけど、それが PyPy で実現されて、それを稲田さんが CPython に持ってきたってことらしい。

と途中まで書いてみたが、いやいや、こっち読めって