you will want to … ならないよ、ってならない?

日本語としても英語としても成立しなそうなタイトルなそのわけは。

Python ドキュメント翻訳話ばかりですまん。もう少しでキリがつく。

「Python 2.7 メンテナンスリリース」に直結するものがあらかた済んで(こっちは皆が読めるようになるのはワタシの作業ではないのでもちっと待ってて)、2.7/3.4 両方に関係する「Python 2 から Python 3 への移植」を翻訳中、なの。

今日中には終わらないかもしれないけれど、まぁ割とすぐに終わるでしょう。

なんだけどさ、この「Porting Python 2 Code to Python 3」がなかなかに独特な文体で、訳しながらツッコミ入れてたりもする。特に、なんでだろ、この文書、全部が「Once you have …, you will want to …」で統一されとるのよ。

ニュアンスを忠実に伝えるなら、「さていよいよ~出来たので、きっとあなたは~したいでしょう」みたいな具合で進めていくわけね。あたしゃアメリカ人じゃないからよーわからんが、「技術者心をくすぐる」言い回し、なのかも。「ほら、そうしたいでしょ? そうに決まってる」と言われれば、「言われてみれば確かに聴こえる」とでも思うだろうか。でも逆に言えば、「したいことでしょう」「したかねーよ」というノリツッコミも成立しやすかろ。

と思いつつ翻訳しておる、つぅ話。

途中までの翻訳は 3.4 側で読めます。こっちは Transifex での入力が自動で反映されるので。(ちなみに 2.7 側とは「嫌がらせ」程度の小さな差異があって泣けてくる。日本語にはほとんど影響しないような些細な、なんでそんな差があるだね、という。)