それで転職したいなら業界を去ればいい

ちょっと休憩がてら。

前から気になってたんだけど。

Green の広告なんだけどさ、当たり外れ大きいと思わない? 結構どんぴしゃな「あるある」もある一方で、ちょっとイラっとくるようなのもあってさ。

2つあるんだけどね。一つは「これが気持ち悪いなら」シリーズな。

1 h1 {
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3     font-size: 18px;
4     line-height: 1.5;
5     text-align: center;
6     color: #f2f2f2;
7 }

思うんだけどさ、こんなん気付いたところで「直せばいい」んじゃね? 人間なんだから間違いは犯すんだもん、だからこそテストするんでしょう? こんなので「転職だぁ」なんて考えるヤツはこの業界にいて欲しくないし、どこ行っても通用しねーぞ。

「完璧であるべきだ」の美意識だけが先行するとこんなしょーもないことが「重大」になるんだろうが、ワタシのサイトで何度か書いてる通り、「物事には優先度というものがある」んであって、こういう輩はまず間違いなく「ビックピクチャ」がみえてない。「なんのために、誰のために」。実害ないならほっとけばいい、ものはほっとけばいいのだ。それを見過ごせなくて転職だぁ、なんてのは完璧主義でもなんでもなくて、単に「小さいことしか作業を任せてもらえてない小物(そして無自覚)」を意味しとるだけよ。(10 の作業の 10 を完璧にすることと、10000 の作業の 9800 を完璧にすることの違いな。)

もうひとつがね、「質問の回答が全てググれ!」ね。

これはまぁ「そーね、転職すれば?」と思わないでもないんだけど、一方では、「そう繰り返されるように至ったそのわけは」にも目を向けちゃうわけよ、どうしても。どっちにしたって「ググれ」が全ての回答なら、「あなた」と「その先輩」をはじめとした「コミュニケーションがぶち壊れている」。

それってどっちが原因? よく誤解されることだけど、IT エンジニアの資質として、(どんな形態であれ)コミュニケーション能力がない者は成長出来ないのです。大抵「おできになるバカ」に育つね。俗に言う「つかえねーヤツ」ね。そして最初の話にリンクする。「あーこんなことできないなんて、こいつらバカだ!、転職だ!」。バカというお前がバカ、とはよく言ったもんで、この手の輩は自分に技能が育たなかったことに気付かない。完璧だと思い込んでいる。で、果たしてその先輩は、「バカに教えることはない」の結果としてそう反応するようになった、なんてことはないのかな、とか。(少しも自力で調べもせずに聞きまくってたりしてもそうなるだろうよ。それだって誠意が欠けておる、お前がしめばいい。)

逆の話もね。その「先輩」の方なんだが、もしも「転職だ!」思う側がまともなエンジニアなのだとしたら、随分哀れに育ったもんだ、と思う。「人に教える」ことの価値を知らないわけであろう? 教えながら教わる、なんてのは、これは「良いチーム」の共通原則なのにねぇ。まぁそういう輩も追い出したいわね。

なんてな。

面白いのもあるよね。「FAX も直せるんでしょ?」は、これと同じ経験はないけれど、業界外の人と話してるとそれに近いお言葉は頂戴することはあるわいね。まぁ「頭良さそう」みたいな反応にはかなりイラつくなんてのもあるけどさ。












2015-12-16 20:00 追記
あー、出た出た。出るまで待ってたんだ。

気持ち悪いならに近いシリーズで

1 <navi>
2 ほげ<br/>
3 はげ<br/>
4 ひげ<br/>
5 </navi>

「リストタグつかお」、みたいなのがある。

こっちはね、「去ね」とは思わない、のはなんででしょうか。

当たり前だよね。こっちは「学習努力の欠如」、最初のは「ただのミス」。だからこれを見て「ちくしょう、転職だぁ」と思うなら、「ご愁傷様、同情します」になる。

なんかね、このネタのバラつきがちと大きいと思うんだ。