wikicreole と Creole1.0 と BitBucket の Creole もどきがそれぞれ別物な件

Creole1.0の仕様がなかなかに隅々まで決めてあって、よしよし、と思っていたら…。

涙ちょちょぎれそうになる。

まずこれにをぃをぃ、と:

The Creole 1.0 spec is quite a lot to read. We try to put as many assumptions of creole into the validation cases below. Simply copy this into the sandbox of your favorite wiki and see if it works.

Caution: because of some discrepancies between the engine used by wikicreole and Creole 1.0, only Creole 1.0 should be used as a reference. This document should be considered as a semi-untrustworthy draft.

まずそもそも論として「quite a lot to read」てこたなかろうよ。こんだけコンパクトな仕様、そう滅多にあるもんじゃねーぜ。全部隅々まで曖昧さなく読めるじゃねーか。なにが many assumptions が必要なんでい

そしてまぁ Caution の通り。「wikicreole と Creole1.0 は別物」。をぃをぃ、だったら wikicreole の仕様をはっきりさせんかコラ。どんだけレベル低いんじゃ、おのれは。

というかさ、BitBucket の Wiki (Creole) に、Creole1.0の Wikicreole のソースを貼り付けてみてびっくりしちゃったんである。(一つ前でわかっていたことを除いて。)何言ってんのよこれ:

それはイタリック言わない。

「スタイルシートのせいでは?」と思う? 違うんだなぁ。

1 <p><u>''Bold italics''</u><br>
2 ''<u>Bold italics</u>''<br>
3 ''This is <u>also</u> good''</p>

Wikicreole ソースを見てわかったのだ。この部分、こうなってる:

1 Sample Output:
2 
3 __''Bold italics''__\\
4 ''__Bold italics__''\\
5 ''This is __also__ good''

アンダースコア2つでボールド、シングルクオート2つでイタリック、というのが、どうやら Wikicreole の仕様らしい。BitBucket ではなく Wikicreole ではここはこう見えている:

つまりは Wikicreole 仕様で Creole 仕様を苦心して書いておられるらしい。そしてこの記述は BitBucket の「Creoleもどき」ではアンダーラインとダブルクオートクオートはクオートのままと解釈されてしまう、と言うわけである。

BitBucket から誘導されて辿り着くんだよ、ここ。どうせいちゅうんだ。そしてこれを Creole と呼んでいいのか?