ミニマルなOSSへの貢献

BitBucketのSnippetとGitHubのGistを紹介したついで。

せっかくBitBucket あるいは GitHubにアカウント持ったなら、せっかくだから貢献してみない?

「OSSへの貢献」なんてこと言うと身構える人が多いのは知ってて言ってる。もっと言えば「OSSへ貢献出来るなんてカッコイイからいつか貢献してみたい」みたいに目的化してしまう人も多いのも知ってて言ってる。

でもね。実際 OSS に参加してる人たちで、参加を目的にしてる人なんかいません。皆手段の一つとしか思ってない。身構えてもいない。

そうはいっても、多くの OSS が海外製で、また、圧倒的大多数の日本人が「英語、読めるけど書けない、話せない」ことでもって気後れしてしまうのもわかる。

そこで今回は、「最も気軽に出来る、ミニマルな OSS への参加」についてちょっとだけ紹介してみたい。

まず、BitBucketの issues には、「vote」のシステムがある。例えば BitBucket そのものの issue みてみて。もし貴方が「読めるけど書けない」人なら、気になる issue に Vote してみればいい。Pull Request の場合は、「Approve」。(GitHub にもこういうの欲しいんだけど、ないみたい。)

あとね。GitHub には FaceBook の「LIKE!」ちっくなのもある。プロジェクトに「Star」を付けることが出来ます。デベロッパのモチベーションを上げるのには多少の役には立つと思う。お世話になってる OSS には Star 付けてあげたら? (逆にこれは BitBucket にはない。)












なお、こういった「ミニマルな」参加に限らず、OSS 参加の「コツ」は、とにかく気長に待つことです。稀に異様にレスポンスの速いプロジェクトもないではないですが、そういうのはだいたい小さくてマイナーなものが多いです。大規模で人気のものほど、早くて数日、半年待って当たり前、2年後に反応が来る、なんてのもあります。

反応がないときに貢献出来ていない気分にもなると思うんだけどね、実際はそうでもないのよ。issue にあがってる情報が役に立ったりするから。運が良ければちょっとした patch や workaround が提示されてることもあって、直接の答えになってる場合もあって、めざとい人ならそこから見つけて対処出来ちゃう。ワタシはあわよくばそれで見つけてくれ、と思って issue 上げてる、大抵。