本日の、「読まなきゃよかった」

書かねばならんことなどない。

書きたくたって、いいじゃないか。

スジナシ DVD を買いに行ったら、横浜駅前ヨドバシにはなく、川崎駅前ヨドバシでは「大島優子」だけが売れ残っていた。なんなんだ、いったい。三巻まとめて買いたかったのであって、「よりによって」大島優子だけ買って帰るのも屈辱的なので、買わずに帰った。ま、そのうち入手出来るでしょ、と。

それにしてもあれだ。ヨドバシCD・DVD・Blu-Rayコーナーは、どの店舗行ってもどんどん「イヤな」方向に向かってる。まずアニメコーナー比率が日に日に拡大してる気がする。次に AKB コーナーがますます場所を取るようになってる。そして韓流コーナーが大き過ぎる。

大島優子だけが売れ残るんだぜ? てことは、そんなに AKB コーナー、いらんのじゃないのか? などと勝手なことは思うものの、いたし方のないことなのかなぁ、とも思う。今の時代、「媒体で買う以外の観る手段少ないのに人気のコンテンツ」の代表格が、アニメ関係と韓流だろうし、AKB 的「握手権ビジネスモデル」のおかげで媒体が売れるのだろうし。CD・DVD・Blu-Rayを、ワタシのように店舗で買いたい人、というのは、確かに益々減っていて、売れないのだろうね。「欲しいものはネットでしか買えない未来」が、日に日に近付いている気がする。

まぁなぁ、CD・DVD・Blu-Rayは書籍とは違って、「現物をみて買いたい」というものではないからね。そういう意味ではもうワタシもスタイル変えてもいい頃なのかもな。

たださ、ネット環境での「サジェッション」ではなく、自分の目で自分の意志で「目移り」したいのですよ。だって「思わぬ発見」をしたいのだもの。人(機械?)から薦められた発見なんか、つまんない。書店で「たくさんの」本のタイトルだけ読んでるだけで、色んな想像出来て楽しいんだからさ。機械が「絞り込んで薦めて」こられちゃかなわんの。

「CD・DVD・Blu-Rayを購入するという行為」については、ワタシは「気に入ったものは手許に置いておきたい」というのと、「繰り返して観て、飽きたら売ればいい」という経済感覚の2つの理由と、あとは「ネット環境で観るストレス」を嫌ってるからなんだけど、ここ最近だけでなく、「CD・DVD・Blu-Rayを購入する」については、日本では昔からあんましよろしくないのよねぇ。「レンタル文化」が強力過ぎて。買う人が少なければそら売り場の充実はないわけで、だから別に最近に始まったことでもないのよね。AKB コーナー場所取り過ぎ問題を除けば。


「みどり荘」が真っ青に塗られたアパートだと、確実に混乱する。青信号が緑でも気にならないのに。


NHK朝の連続ドラマ「まれ」の話。

横浜編では割と楽しんで観ていたのだが、能登に戻ってからの、視聴者をどこまでも置き去りにしていく馬鹿にした脚本にウンザリしているのだが、習慣になってしまっているので、観るだけは観てしまう。

今週に入って小日向文世が再登場。さすがだ。この「シェフ」のキャラクター、好きだ。小日向文世という役者の力もあるけれど、滅茶苦茶というかブレブレなキャラクター設定の多いこのドラマの中では、もっとも「固まっている」。変人として描かれてはいても。

「視聴者をどこまでも置き去りにしていく」についてはたとえば、たかしの話。たかしが藍子(あいこ)に想いを寄せる、のはいい。が、この話、既にほったらかしである。視聴者をなんだと思ってるんだいったい。全般にこのドラマ、個々のキャラクターの「物語」が「薄」くて「軽」くて、どのエピソードをとっても共感出来ない。しょこたん演ずる小原マキの、先週から今週にかけての物語に、誰がどうやって共感出来る? お父さんお母さんありがとう、涙、だけで視聴者が満足すると思ってるんだとしたら、相当にオツムが弱い。どうやったらこんなドラマをいまどき書けるんだか。

あまちゃんから始まった朝ドラの好調は、「まれ」で完全にストップしてしまったようだ。こんな内容じゃ当然だろう。土屋太鳳、いい役者だとおもうんだけどなぁ。これじゃぁ可哀相だ。

その楽しんで観ていた横浜編でももちろん「ん?」が多く、満足してみていたわけではないけれど、「人々」は横浜編の人たちの方がずっと人間的で良かった。たぶん、小日向文世、りょう、柳楽優弥など、役者の力だけでどうにか観れていたんだろう、ワタシの場合。能登に戻ってからの人々は、どいつもこいつも魅力に欠けて参る。役者力だけで観れるポイントももはやないので、脚本や設定の滅茶苦茶さだけが際立ちゃって、もうどうにもこうにも楽しめるポイントがない。