巻き結び(clove hitch)の「簡単な」ほう

ブーリン(もやい結び)を紹介したついでなので、東京防災でも紹介されてる「巻き結び(clove hitch)」の、簡単な覚え方を紹介しとこうと思う。

ブーリン(もやい結び)紹介したほうで、東京防災に書かれてたのが clove hitch だけだと思って見返したら、本結び(reef knot)も載ってたね。

それはおいといて、東京防災の巻き結び(clove hitch)の説明、すぐにイメージ沸かなくて記憶を先延ばしにしてしまう人が多そうなんで、「簡単な手順」を、今回も連続写真にしてみた:

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例によって、ロープの上下関係がわかりにくければ、ダウンロードしてブラウザ以外で「拡大」してみて。わかるはず。「1. ねじって輪を作る、を2つ(ねじる方向は同じ) / 2. 輪を重ねる / 3. 棒に輪を通す」だけだけど、上下関係間違うと別物になるからね。

この手順は、輪をあとからくぐらせることが出来る場合にのみ使えるのだけど、とにかく「速」く巻ける。

憶えやすいこれで記憶して、結びの構造を理解すること。構造が理解できてしまえば、輪をあとからくぐらせることが出来ないケースでの結び方も自力で編み出せるはず。

なお、「巻き結び(clove hitch)」は両側に均等に加重がかかる場合は強いんだけど、一方のみに加重がかかる場合は弱いので注意。(場合によっては、巻き結びと他の結びを併用したりします。)

ブーリン(もやい結び)を紹介したほうにも書いたけれど、あんまり「いざというときのため」と考えないほうがいいと思います。遊びの一環だと思ったらいいのよ、こんなん。