Wikipedia は、6~7割は英語が「厚」くて頼りになるのだけれど、なんの対抗意識だか、もちっと各言語版で寄り添えんかね、ってのが常々不満であり。
数学系なんかはなぜか日本語版が記述が厚かったりもするね。とにかく Wikipedia の「多言語化」は、「全部みないとあてにはならない」ことを意味する「多」なんであろう。PowerShell の、「標準搭載バージョンと OS バージョンの対応」が、日本語版にはあって英語版にはないことに、ふと気付いた(Wikipedia日本語版からそのまま写経):
項目 | 1.0 | 2.0 | 3.0 | 4.0 |
---|---|---|---|---|
Windows Server 2003 | ○SP1 | ○SP2 | × | × |
Windows Server 2003 R2 | ○SP1 | ○SP2 | × | × |
Windows Server 2008 | → | ○SP1 | ○SP2 | × |
Windows Server 2008 R2 | → | ◎ | ○SP1 | ○SP1 |
Windows Server 2012 | → | → | ◎ | ○ |
Windows Server 2012 R2 | → | → | → | ◎ |
Windows XP x64 | ○ | × | × | × |
Windows XP | ○SP2 | ○SP3 | × | × |
Windows Vista | ○ | ○SP1 | × | × |
Windows 7 | → | ◎ | ○SP1 | ○SP1 |
Windows 8 | → | → | ◎ | × |
Windows 8.1 | → | → | → | ◎ |
「◎」標準搭載、「○」インストールして利用可能、「→」上位バージョン標準搭載、「×」利用不可
Wikipediaって、時々とんでもないこと書かれてたりするのよね。「二進数128ビット」とか。なんぢゃそりゃぁ。だからいつもどこまで信用したらいいのか、頭の片隅では常に不安を持ってて、英語版を参照してみたら、同じ記述がなかった、という…。「英語が全てだ、それをマスターに皆従え」とは思わんよ。書いたら相互にフィードバック出来んのかね、てことだな。
なお、インストールされてる PowerShell のバージョンを知るには、変数 PSVersionTable だって。ただ、version 2 からなので、つまりは標準搭載のレベルだと Windows 7 以降ね: