をぉ、ついに日本語版Wikipediaも

英語版Wikipediaではかなり前から出来ていたことなのだけれど。

wikipedia_en_PDF_export

これでこんな PDF が出来ます:

Unable to display PDF
Click here to download

気付いたのはもう3年は前だと思うんだけどなぁ。結構前からあったことは確かです。かなり美しい PDF にしてくれるんで、日本語版が非対応なのが痛ましくて。仕方なく PDF に変換してくれるオンラインサービスを利用してみたりとか、Adobe Acrobat (製品版) に付属の chrome 拡張使ってみたりとかしてたんだけれども、どれも完全とはいかなくて。酷いのはほんと酷いしね。

あらま、いつのまに対応したの? 今、出来ます。
wikipedia_ja_PDF_export

Unable to display PDF
Click here to download

ずっと待ってましたのよ、これを。

経緯はわからないけれど、Wikipedia のバックエンドって「MediaWiki」であって、おそらく Language ごとにインフラが違っていて、MediaWiki バージョン乗り換えに時間がかかっていたのか、あるいは、Wikimedia 自体の CJK 対応自体が進まなかったのかもね。

ところで。

Wikipedia の「多言語化」って、どうにも解せなくてなぁ。概ね英語版が一番「深い」ことが多いんだけれども、一概にそうでないこともあって、数学系なんかは、やたらに日本語版が深いこともある。なんかこう…、歩み寄れないもんすかね? (相互訳だと思ったら大間違いだぞ。見るときは両方見たほうが身のため。これとか較べてみたらいい。)