emacs -nw

emacs -nw が Windows 版でも維持されていることに驚く

Meadow使ってた時は試そうともしなかったので、今となってはサポートされていたのかどうかすらわからない。
http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/windows/は、出来るんだねぇ。

UNIX

Windows

このネタ、誰得?

viユーザでないのでわからないが、確か vim の Windows 版もコンソール版があったかと思うので、なんでおろろくの、ってことなんだとは思うけれど、たださ、「何ゆえに誰が Windows 版の emacs を -nw で使うと思ったのか」が気になる。

昔々、emacs が当時のハードウェアスペックにとって「重くてメモリ喰い」と言われ続けていた頃、かたくなに -nw だけでやってたことはあった。Mule に乗り換えてすぐの頃ね、X 版の起動の重さに耐えられなくて、しかも当時は「Ctrl-5 2」でウィンドウを起こしたりする技を知らなかったこともあって、随分長いこと -nw とタイピングする癖がついてた。

そもそも emacs って、何個も立ち上げて使うもんではないから、emacsclient なども駆使しつつどうにかこうにか起動インスタンスを一つに保って使うわけだな。そしてそうやって使う分には、X 版 emacs も、Windows 版の非コンソール版も、十分にストレスなく使えるんであって。ましてや、最近の PC、速いしメモリもたくさん積んでおるしな。今時 -nw でないといかん、みたいなことって、ほとんどないよなぁ。

と思うわけなんだけれど、私個人としては、(M-x shell が苦手なので)「ターミナル」(Windows はコマンドプロンプト)とメインの emacs インスタンスのどっちの画面を今開いてるかによっては、結構 -nw 使います。ヘンな話だけど、動画に見せたような、-nw でないのと -nw が両方動いてる状態、結構やります。ソフトウェアの make とかして問題あって何か修正したい場合に、make した画面でそのまま emacs -nw して編集状態に入る。

大昔から emacs 使ってる人は -nw 知らない人はあまりいないとは思うけれど、たまにしか使わない人や、「重くてメモリ喰い」と言われていたことを知らない最近の人は、存在すら知らないかもしれないね。(emacs ユーザって、「先輩」や「先生」など身の回りにヘビーユーザがいたことがキッカケの人が多いと思うし、そうでない限り知りようもないもののような気がするんだけど、そうだとすると、「その影響を受けた人の使い方」のまま使い続けるのだよねぇ。)