jQuery: 小さな埋め込みチャートに Sparklines と Peity

一応。

ここで Sparklines については既に書いたが改めて。

一言で「xx ベストほにゃらら」を信じる方が頭おかしい、とは言ってはおくが、11 Best jQuery Charting LibrariesPeity についてこんな紹介してたのが気になった:

Sometimes you just need small graphs inline with your content, and Peity is a perfect solution for those situations. It enables you to easily convert small data sets into inline bar charts, donut graphs, line graphs, or mini pies, with a single line of code. These are in the form of svg and hence compatible with any browser that supports the svg element, including Chrome, Opera, Firefox, IE9+, and Safari. You can also customize the visual elements of the chart and set dynamic colors. Charts can be updated to reflect changes in the data. Events are also supported. Many examples with live code are included on the Github page.

Sparklines を知ってりゃぁ、トップページどうしの比較だけで「うぞーん」て誰だって思うはずなんだけどなぁ。

SparklinesPeity はユースケースは全く同じ。使い勝手も似てる。無論 Peity がダメだとは言ってない。が、仮にも「ベストなほにゃらら個だぜっ」と厳選するつもりなのであれば、少なくともお前がベストだとチョイスしたものの何倍もお試してなきゃおかしかろうよ、その中に Sparklines が入ってこないはずがないではないか。

ちぅわけで、簡単な機能比較をしてみた:



見ての通り、出来合いのもので peity にしかないのはドーナッツチャートのみ。まさかこれだけのために「peity の方がステキ!」とは誰も思わんだろう。

なおプロジェクトのアクティビティだが、peity は一年くらい前が最後の更新、sparklines は 2013 年が最後のリリース、なので、将来性まで見込むつもりなら、peity に賭けてみるのも悪くないと思う。

つまりさぁ、「評価検証」とか、「ベストなもん、紹介すんぜっ」てのは、こういうことも含めてやんなさいよ、てことだよ。


追記:
一応どちらを選ぶかの基準として、Sparklines が canvas を使っていて、peity が svg を使っているというのがあるので、どうしても svg でないと都合が悪いなら peity を使えば良いだろう。