読んではいけまそん

いつものだよ。

「精霊の守り人」4話の話から。3話の印象が良かったもんで、4話は割とすぐにみた。

あれれ…。いや、お世辞抜きで今回はとても良かったぞ。1話みたいな「ハードル下がってるから多少でも良ければ少しはほめてもいい」というんではなく。特に後半20分くらいの緊張感、綾瀬はるかと渡辺いっけいの殺陣。カメラアングルというかカット割には不満はあるが、でもこれは…、良かった、とても良かった。

正直吉川晃司と渡辺いっけいの殺陣(舞)のシーンが…なんだろなぁ、「キョンシー」つーかなんつーか、「ダメな方のワイヤーアクションカンフー映画風」にあっけに取られたわけですわ。だから綾瀬はるかと渡辺いっけいの殺陣が始まる前に完全に身構えてしまった。が、始まると完全に魅入ってしまった。美しい…。(けど上空からのカットを挟みすぎるのが煩かったのがほんと残念。なんかこういうとこが下手なんだよな、この作品。)

この第4話の品質だったら確実にワタシは「精霊の守り人は好きだ」言うてると思う。ちょっと前にも書いた通り、新ヨゴ国の役者陣の印象はずっと良くて、第4話も結構彼らが出てきて、やっぱちょっと安心する。

そして改めて言うけれど。「あぁ、なんてもったいない作品だ」。


いつものごとく、宝石の国の話。

第11話。色々脱力させてくれるのが相変わらず宝石の国。「しろ」…、カワイイぞ。そしてパパラチア…。

うーん、もうあと一話しかないのか…。

なお、MALのランキングだが、明日にはいぬやしきを追い抜いて 14 位になりそうだ (
グラフはワタシが推移が興味があるものだけの抜粋なので注意):

来週の最終回前には多分というか確実に「おそ松さん」も追い抜く。「血界戦線 & BEYOND」は抜けるか抜けないかは微妙。

まぁ…、日本人とは感性が違う欧米人中心のランキングで喜んでてどーすんだ、てことはあるけどね。実際スコアこそ上がってるけれど、視聴者数が決して多くはないからな。視聴数は魔法使いの嫁の1/5でしかない。つまり「観続けた人には好評」てだけのことなのよね、これ。


その「魔法使いの嫁」の話も一応。思ったんだけれど、ルツ(犬)がくっつくようになってから、余計にキャッチーになったような気がする。何かに似てるような気がしてるんだけど、なんだろうか…。

今回と前回が「杖を作る」みたいな話だったんだけれど、なんかねぇ、ちょっと他愛もないようにみえて、でもオレ的に新鮮に感じたのが不思議だった。つまりさ…、ワシらの世代てのは、ドラクエ世代(RPG 世代?)なわけだろ? だから「魔法使い=杖使い」てのは存分に身近に感じてるはずなのね。けどドラクエ8より前のドラクエの記憶の方が強いとさ、所詮は杖のビジュアルをあまり脳内でイメージ出来てないし、もちろん「杖を作る」なんて発想をしたことがない。ビジュアルをあまり脳内でイメージ出来ないてことは、「杖=老人が使うアレ」の方がイメージが優先しちゃうのね。なので「ドラクエのアレ」と左脳理解でイメージしようと「必死」になってしまった :)


「クジラの子らは砂上に歌う」の話はもうしたくない、以上。

と言い捨てたい気分もないではないけれど、ここまで観ちゃったから半ばヤケになって観続けてるわけで。10話は怒りを覚えるような場面がなかった、という感想しか出てこないわけなんだけれど、ただずっと10話のトーンだったら、多分「これはヒドいアニメだ」なんて思わなかっただろうなぁ、とだけは思った。


「少女終末旅行」11話。先週初めて視聴して、良かったと書いた。印象は変わらず。いわゆる「中毒性」てやつだなこれは。


キノの旅は、「あ、女の子だったのね、こういう経緯だったのね」で「驚け」回だったようだ。まぁいつかは必要な回てことなんだろうけれど、そこまで思い入れてないキャラで「驚け」言われても、「ふーん…」て感じ。正直こういうのはいいから、いつもの調子でやってくれよ、と思った。まぁ「いつもの」も結局は「まぁそうかもね」を楽しんでただけだから、「ふーん…」でも大差ないのかもしらんけれど。


最後にもうひとつドラマの話。「先に生まれただけの僕」最終回。

全般、「これはヒドいドラマだ」なんて思わない。観続けられるほどのもんだったし、そこそこ楽しんではいた。多分キャストがそこそこだからだ。内容的な一番の不満は、「やることなすことうまくいく痛快ヒーローもの」に成り下がっちゃったこと。初回は違ったんだよ、だから視聴継続しようと思ったんだから。と思い続けた3ヶ月だった。まぁなんだかんだ、気楽に楽しめるものではあったんだよね、文句を感じつつも見続けたんだから。