ラム肉とジンギスカンの違いを尋ねる人もいるようだ

桐谷美鈴とジャスの関係についての考察からの連想ゲーム。

何を言っているのであろうか、ワタシは。

「ジャス」を検索すると2番目にいきなりヒットすんのね。仙台弁として。インターネットがなかった頃と違って、この手のものが広く知られるようになったんだな。ワレワレの頃は「地元民だけがわかる笑い話」だったのね。学校の先生がツカミネタに使ってたりもしたもの。

そして「仙台弁」が関係してると、「うる星やつら」のラムちゃんの話が付きまとうわけだ。初めて知ったんだけど、ほんとに仙台弁が元なのね。

そうなんだけどね、そう、高橋留美子センセーがたとえ本当に仙台弁をもとにしてラム語を発明したんだとしてもな、このラム語、ワタシが思うに、仙台弁にはちっとも似ていない。

というよりは。「もっと似ている方言がある」。北海道に在住の頃、とてつもなくきっつい福井弁に出会った。しかも二人もいた。この頃からラム語はむしろ北陸弁に近いのではないか、と思うようになり、そして社会人になってからの6年間の富山生活で確信した。間違いない、ラム語はむしろ北陸弁だ、と。(なので仙台弁がルーツと知って驚いた。)

細かく言えば、確かに「だっちゃ」は仙台弁で使う語尾である。そして北陸(正確には上越の南部も含む)でも同じく「ちゃ」を語尾に使うが、「だ」はつかない。その代わり「がやちゃ」「や(っ)ちゃ」になる。なのでラム語が北陸弁に近いというのはこれだけでは無理があるのだが、むしろラム語に感じる北陸臭は「だっちゃ」よりも自分のことを「うち」と呼ぶソレである。東北人は絶対に自分自身を「うち」とは言わない。まぁだいたいはオレかオラだろう。(ちなみに「オラ」を単独で使うことはあまりなかったと思う。「オラほ」(私の方)という具合には良く使う。これは女性も使う。)

ついでにいえば、要するにアニメの声優 平野文 によるもの、であろう。そう、イントネーションがまるで仙台弁とは似ても似つかない。そして北陸のそれには似ている。あぁ、これはますます、みればみるほど富山弁。

そして「ラム」だけ検索するとジンギスカンがヒットしてくる。

ところで北海道で食べるジンギスカンは不味い。いやすまん、ウソです。大学生協の激安ラム肉のジンギスカンは「呑み会の口実」であって、味なんかは飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。










02:39追記: 続きでなんとなしに検索してて北九州弁がヒットして、そういえば、と思った。その北海道時代には北九州出身の友人もいたのだが、彼も「ちゃ」を使っていた。すっかり忘れていた。

あともうひとつついで。富山の、方言というよりは「言い方」で毎度おかしくてきくたんびにふきだしちゃってたのが、方角を「上下」で言うこと。富山には常に「山のほう」と「海のほう」があって、東西南北で言わずに必ず「うえ」「した」と言うんよね。これがなんとも可愛らしくて好きだった。