マチルダさ~んとアンパンチ

戸田恵子。

NHK 総合の昼の「スタジオパークからこんにちわ」を割と録画してみてるもんで特に。

ってなにが?

えとな、今さ、東京MXで、ファーストガンダムやっとるわけね。「シャアセレクション」なんてなことになっておって、なぜだか「全話」でないのが個人的にちとキツいが、番組表で見つけるや、「すわ、録画せべし」と。

何せ言うても「ごく普通のリアルタイム世代」は、懐かしいとか思ったとしても「大人買いして何度も観るひと」たちばかりではないわけです。アタシは最後にみたのは多分小学校が最後だったと思う。多分。だから年齢が近い同僚なんかとガンダムネタになっても、結構憶えてないことも多くてさ。「踏み台にしただと?」なんぞはほとんど記憶に残ってなかったのね。(これは数日前にみた。)

さて。「ど地方宮城県」で育った私はずっと、「本当のリアルタイムのガンダムっていつだったの?」を知らずに生きてきたのである。それこそ何度も再放送してたわけさ。小学生が帰宅する夕方時なんぞに何度もね。アタシが「何度も」みたのはまさにその再放送であって、リアルタイム放送は見なかったし、「宮城県ではどうせリアルタイムにネットされてなかったんだろな」と思ってた。ら…、違った。本家は「1979年4月7日 – 1980年1月26日」だと。で、宮城県ではKHB(東日本放送 – テレビ朝日系列)で同時ネットされてたんだとさ。知らなかったさぁ。

79年、80年つーと、小学校1年生だな、アタシ。そいで再放送の記憶は4年生頃ではなかったかと思うので、多分「3年遅れくらいのリアルタイム」てことになる。今見返してみても思うけど、どっちみち小学校1年生には難し過ぎろ、4年生くらいでみたのは多分丁度いかったんであろうの。

で、なんにせよ「その頃にみた」まま一度も再び観る事もなく30年以上経っておるわけであるから、そらぁ色々忘れるわい。(その割には強烈に憶えてるものは憶えてるのも、やっぱすげーと思う。)

で「マチルダさん」である。セイラさんやミライ、フラウ、というかホワイトベース組の連中はさすがに(男女問わず)たいがい覚えておって、ジオンの連中も結構覚えてるもんだなと思うのだが、どういうわけだか「マチルダさん」、名前だけが強烈に残ってるくせに、先日みたら「あら? こんな人でした?」て感じ。誰かと間違えておるのであろうか? しかも「マチルダさ~ん」の叫び声は確かに記憶にあるのに、「あれ? この人死んだんだっけか」というありさま。ララァのラストシーンなんかは30年みなくとも映像が浮かぶほどなのとは随分違いますわね。

いつも思うんだけれどファーストガンダムの登場人物たち、どういうわけか女性たちが妙にリアルというか、(というか大人になってからわかったことだけれど)「あー、こういう人、職場にいるいる」なのよね。それが面白かったりもして。そう、「職場に」なのですな、学校にはおらんのです。いや、「職場にしかいない」のかもね。

そう、今回のネタは実は「戸田恵子だったのね」をキッカケにはしているものの、一番言いたかったのは「セイラさんみたいな人、割と身の回りにいませんか?」てなことだったりします。ヲシマイ。