もう日本語ヒットすんのイヤ

なんか Google 検索のトップでヒットし、一覧レベルで読める範囲で「をぃをぃ」が見つかるとやんなっちゃう。

かつて 2ch のゴミ情報ばかりに飛ばされてた頃よりはずっといいんだけどさ…。

何してたかと言うと、PyYAML の現状確認したかったの。

3年か4年くらい前だったかな。2011年だったか。とすりゃ 4年前。yaml の評価してたことがあってね。そのときは、(ワタシの所属するプロジェクトにとって)Ruby と Python のどちらが相応しいか、の技術検証とともに、色んなデータシリアライズ(そのものとそれを扱うインフラの両方)を調べてた中に、yaml もいて。

で、そのときに PyYAML が ypath を扱えない(というより「pyyaml-legacy」なる死んだプロジェクトの中に眠っているだけ)、という状況にガッカリしたわけ。これが今どうなったのか、を知りたくてさ。これは今まだ調査してるとこ。なんか状況変わってなさそうだなぁ。そのときにね、「pyyaml-legacyにいた」その ypath 扱うコードが「Ruby から移植した」とかなんとかで、頑張って生き返らせようと思えば、出来そうな感じだったのね。そうなんだけど、PyYAML っていっとき長い間「死んでた」のですわ。だからフィードバックしようとしても無理だ、これは、と諦めた、というのが当時の状況だった。

てわけでその状況確認の検索をしてたんだけど、「yaml は xml や json よりもシンプルで…」ってをぃ。これが邪魔くさくって気になってしょうがない。

xml との比較は合ってる。けど json との比較は違う。シンプルさは json と yaml は「ほぼ同程度」。むしろ yaml の方が機能があって、「だったら json より複雑じゃね?」。はっきり言います。json の方がシンプルだっての。バカ。(json はコメントすら書けないんだぞ。というより「json は yaml のサブセット」と一般にみなされてることをそもそも知らんのか。)


2021-06-12追記:
YPATH の件を気にしていたのは 10年前で、その頃は libyaml、pyyaml が GitHub でない場所で管理されてた。GitHub に完全移行してしまった今、その頃の古い記録を掘り起こすことはどうやら出来なそう。

ちょっと言い方を間違ってたと思うんだけど、「YPATH が欲しい」ということではなくて、「XPATH みたいな串刺し検索手段があるといいなぁ」というだけのことだよ。今調べ直してみると、どうやら YPATH そのものは、ほんとに Ruby のためだけに書かれた仕様らしいのよね。そして 10年前にワタシはそれを pyyaml 用に移植したという痕跡を見つけた、ということだったの。もう一度言うけど「痕跡」ね、10年前ですら発掘が大変な状況だったの。

あらためて「XPATH みたいな串刺し検索手段があるといいなぁ」という観点で探すと見つかるのは yamlpath。YPATH とは無関係、かな? でも確かに xpath とノリは似てる。ので、きっとこれが望むものだろう。

とはいえ、まぁ json もそうだけれど、xml と違って json や yaml って、「一気に全部読み込んで object として扱う」という使い方が主となるから、あんまり xpath 的なエレメント検索をしようという動機が生まれにくい、てのはある。少なくとも対象が所詮大きくても数MB (これはjsonやyamlとしてはかなり巨大)くらいのものなら、いまどきの PC は何の苦もなく一気読み出来ちゃうのでね。てわけで、当面ワタシ自身はこれの検証をしようという気にならない、すまん。どうしてもその情報が必要ならほかをあたっておくれ。